アンティークコインとも呼ばれている古銭は、その名の通り過去にお金として人々に使われていましたが現在では使う事のできない紙幣や貨幣の事をいいます。
オリンピック等のイベントの際に発行された物や記念コイン等も含まれ、最近ではこれらのコインを集めるマニアックな収集家が増えています。
日本では東京オリンピック開催時に発行された記念コインや、FIFAワールドカップの開催時に発行された記念コイン、基本的には発行枚数の少ないコインが希少価値が高いといえます。記念コインはセット販売やケースに入っている事が多いので、なるべく空気に触れさせないように保管します。
外国の古銭は日本の物よりも希少価値の高い物が多く、買取に出すと驚きの価格で買取される場合があります。
例えば、セットで販売されていたアメリカのFIFAワールドカップのアメリカ大会の記念コインや、イギリスのエリザベス2世が描かれた22金の古銭、世界一の流通量を誇る、カナダ王室の造幣局が発行したメイプルリーフ金貨などは、発行数が少なく高値で買取してもらう事が可能です。
最近では投資用に古銭を購入される収集家が多く、特にオーストラリアのカンガルーが描かれた金貨は、カナダのメイプルリーフ金貨と同じ24金で造られているのと、カンガルーのデザインが毎年変わることで収集用と投資用で購入される方が多くいます。
外国の金貨や銀貨は古銭であろうとも、日本で買取してもらう際には貴金属の相場での取引が可能なので、金の相場が高い時が一番の売り時です。